抗ミュラー管ホルモンとは、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンのことです。抗ミュラー管ホルモンの値は血液検査で測定できます。数値が高いほど、卵巣内にたくさんの卵胞が存在していると推測され、今後の不妊治療の進め方を検討する際の参考材料となります。
年齢によっての個人差もあるため、正常値がどれぐらいかは一概にはいえませんが、1~10ng/mlの範囲で収まるのが基本で、年齢を加味して卵巣の状態を医師が判断する形になります。決して数値が高ければ良いという訳ではなく、数値が低くても卵子の質が良ければ妊娠できる可能性はあると考えられます。不妊治療を続けるには、経済的にも精神的にも大きな負担があることは間違いありません。今後の不妊治療の方針を決めるという意味においても、抗ミュラー管ホルモン検査を受けるべきです。抗ミュラー管ホルモン検査は、月経周期の時期などに関係なくいつでも受けられます。大阪府高石市の当院では、仮に検査結果が基準値よりも低くても高くても、患者様の考えを尊重して不妊治療が行えます。
不妊治療をしている方や、これから不妊治療をしようと思う方は、まずは抗ミュラー管ホルモン検査を受ける事をおすすめします。多嚢胞性卵巣症候群の可能性があるのを把握する意味においても、抗ミュラー管ホルモン検査を受けることは適切といえます。
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