血管が老化しているかどうかは数値で表すことが出来て、それを血管年齢と言います。血管年齢が高い場合は動脈硬化が進んでおり、逆に血管年齢が低い場合は動脈硬化が進行していないと判断出来ます。
検査は動脈の硬さ、つまり具合などを測定し、動脈硬化で血液の流れが悪くなっていないかを調べて血管年齢を割り出します。
この血管年齢は、CAVIと言われる同じ性別で同年齢の健康な人の値と、数値を比較することで調べます。動脈硬化が進行しているとCAVIの値は高くなりやすく、9.0を上回ると脳あるいは心臓に動脈硬化を起こしている可能性が高まるのです。
この検査は血圧測定と同じくらいに簡単に行えます。ベッドに横になり検査しますが、イメージとしては心電図をとるような形で、両手と両足の血圧を同時に測定する検査で、痛みを感じることはありません。
血管年齢検査は5分程度で済み、腕とひざ下が出せるのであれば、衣類を着替える必要もありません。特に女性は、更年期に入り閉経すると、抗動脈硬化作用が低下し通常より動脈硬化を引き起こしやすくなります。
定期的に血管年齢検査を受ければ、早期に動脈硬化のリスクを知り、予防に努められるようになります。大阪府高石市にある当院では、血管年齢検査を取り扱っておりますので、ご心配な方はぜひご相談下さい。