沢田レディースクリニックブログ

2017.07.31更新

よく耳にされる更年期とは、女性ホルモンが減少し閉経になるまでのときの事を指しています。大まかな年齢の目安としては、45歳から55歳ころが更年期の時期で、女性の体において重要となる女性ホルモンが欠乏して様々な更年期症状が現れるのです。

更年期症状を抑えるためには、女性ホルモンを補充することで、エストロゲンの欠乏状態を改善する必要があります。もちろん更年期症状が、一体どういったものなのかを知らなければ、検査や治療を受けたりするきっかけにはならないと思います。

主な更年期症状としては、月経周期が短く不正出血が起こる月経異常、肩こりや動機、頭痛などが起こる自律神経失調症などが起こります。また、女性ホルモンがなくなっていくと膣壁の潤いも失われていき、細菌が生えやすくなる事で、膀胱炎や膣炎を起こしやすくなります。

更年期にはいると、皮膚の潤いも失われていくと考えられており、そのほか、精神症状や動脈硬化、骨粗しょう症など、様々な疾患をみられるようにもなります。

ちょっとした体調不良などと思われる事もあるかもしれませんが、女性ホルモンの低下により起こる症状はたくさんあります。更年期障害かもしれないという疑問が少しでもあれば、大阪府高石市にある当院にご相談して頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.07.27更新

現状で妊娠を希望されていない場合は避妊はとても大切です。一般的に手軽な避妊方法としては、コンドームを男性側が装着して性交をされる事となります。しかし、時にはコンドームが外れたり、あるいは破れたりするような万が一のトラブルもあり得るため、確実な避妊方法ではありません。

より高い確率で避妊を成功させるにはピルの使用が効果的です。低用量ピルやアフターピルを使用する事で避妊効果を高められますし、コンドームのような避妊具と併用すれば、さらに高い確率で妊娠を防げます。

一般に、ピルは避妊率が99.8%といわれるほど高い割合で妊娠を防げるもので、排卵を起こさせないため、妊娠の可能性を大幅に下げられます。現在あるピルは、昔のものと違って副作用が少ないものが多くなっているため、比較的手軽に使用しやすい傾向にあります。

また、万が一コンドーム等の避妊方法で失敗してした場合には、72時間以内にアフターピルを飲めば、妊娠を防げる可能性があります。子育てや生活の準備が十分に整っていない状態では、避妊をして将来的に妊娠に向けて妊活するような流れも良い事でしょう。それが自身達、そしてお子様の幸せにつながる時もあるかと思います。

大阪府高石市にある当院では、避妊に関するご相談を承りますので、お薬をお求めの方は是非お越し下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.07.20更新

婦人科系の疾患は様々ですが、やはり誰しもが不安に思うのはガンではないでしょうか。

今は、血液検査でガンのリスクを評価出来る検査方法があり、その事を「アミノインデックス」と言います。健常者であれば、血液に含まれるアミノ酸の濃度は一定に保たれていますが、ガンを罹患する患者は、アミノ酸の濃度バランスに変化がみられるのです。

アミノインデックスではこのアミノ酸の濃度バランスを統計的に解析する事で、今現在、ガンなのかどうかのリスクを評価できます。ただしガンのリスクを評価する検査であるため、明確にガンなのかどうかを判断できる検査ではありません。

アミノインデックスによって調べられるガンのリスクは、「胃ガン」「肺ガン」「大腸ガン」「膵臓ガン」「乳ガン」「子宮・卵巣ガン」です。子宮や卵巣ガンについては、子宮頸ガンや子宮体ガン、あるいは卵巣ガンが対象で、いずれかのガンのリスクは調べられます。しかし、一つずつのガンのリスクは区別できない検査です。

どのガンに関しても、早期に発見できれば治療出来る可能性が高まり、治療後の生存率も格段と高くなります。いつか調べるのではなく、今検査で調べておいた方が、早くにガン気がつけるかもしれません。大阪府高石市にある当院では、アミノインデックスによるガン検査を出来ます。ガンのリスクを調べたい方は当院にご連絡下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.07.13更新

妊娠を希望して避妊せずに性交しているのにもかかわらず、2年以上経過しても妊娠しないものが、不妊の定義と定められています。不妊症は女性側に原因があると考えられる方もいるかもしれませんが、実際は男性に可能性があるのも少なくありません。

女性側に不妊の原因があるかどうかは様々な検査によって調べられますが、その一つにAMH検査があり、これは抗ミューラー管ホルモン検査ともいわれるものです。

抗ミューラー管ホルモンは女性ホルモンの一種で、卵巣の中で今後育つ卵胞から分泌されているホルモンを言います。原子卵胞が減少傾向にあるとAMH値が少なくなるのに対して、AMH値が高いと、今後育つ卵胞がたくさんある事がわかります。この数値は卵巣機能の予備能を知る事が出来て、これから不妊症に対してどう治療を進めるか判断材料ともなるのです。

AMH検査は卵巣年齢を計るという意味で言われる事が多いのですが、不妊で悩まれているのであれば一度、検査を受けてみると良いでしょう。先にも述べたように、不妊は必ずしも女性側に問題があるとは限らないため、妊娠を望むのなら夫婦で不妊治療をご検討されるのが一番です。

大阪府高石市にある当院では、不妊を調べるAMH検査などを行い、将来的に子供を授かれるように努めて参ります。検査をご希望の方はぜひ当院にご相談下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.07.06更新

血管が老化しているかどうかは数値で表すことが出来て、それを血管年齢と言います。血管年齢が高い場合は動脈硬化が進んでおり、逆に血管年齢が低い場合は動脈硬化が進行していないと判断出来ます。

検査は動脈の硬さ、つまり具合などを測定し、動脈硬化で血液の流れが悪くなっていないかを調べて血管年齢を割り出します。

この血管年齢は、CAVIと言われる同じ性別で同年齢の健康な人の値と、数値を比較することで調べます。動脈硬化が進行しているとCAVIの値は高くなりやすく、9.0を上回ると脳あるいは心臓に動脈硬化を起こしている可能性が高まるのです。

この検査は血圧測定と同じくらいに簡単に行えます。ベッドに横になり検査しますが、イメージとしては心電図をとるような形で、両手と両足の血圧を同時に測定する検査で、痛みを感じることはありません。

血管年齢検査は5分程度で済み、腕とひざ下が出せるのであれば、衣類を着替える必要もありません。特に女性は、更年期に入り閉経すると、抗動脈硬化作用が低下し通常より動脈硬化を引き起こしやすくなります。

定期的に血管年齢検査を受ければ、早期に動脈硬化のリスクを知り、予防に努められるようになります。大阪府高石市にある当院では、血管年齢検査を取り扱っておりますので、ご心配な方はぜひご相談下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.29更新

なかなか子供を授かれないと、「もしかして不妊症なのでは」と不安を抱いてしまう方もいらっしゃいます。

一般的に不妊症とは、夫婦生活があり2年以上が経過しても妊娠しない事を言います。このため2年を目処に検査を受けるべきですが、さらに言うなら、妊活を初めて1年経過しても子供が出来ない時は、専門医にご相談するべきです。

不妊症におけるもっとも大切な情報となるのが基礎体温です。長期用基礎体温表や婦人体温計を使って毎日測定する事で、しっかり排卵が行えて子宮内膜を維持出来ているかどうかが分かります。起床してから、起き上がる前に体温を測定する事が大切です。

他にもホルモン検査といって、生理中や高温期に行われる検査があり、ホルモン状態が正常になっているかどうかを調べます。これは、ホルモン検査という名称ですが血液検査を行うものです。他にも様々な不妊症検査がありますが、不妊症は必ずしも女性側に問題があるとは限らず、男性側に25%ほど原因があると言われており、それを調べる場合は精液検査で精液の異常を調べます。

体の異常以外にも、精神的な要因で不妊症になられるケースもありますので、まずはなにが原因なのか詳しく検査していく事が大切です。大阪府高石市にある当院では、不妊症の検査を行っておりますので、ご心配がある方はぜひお越し頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.22更新

アミノインデックスは、癌の発見に役立つ検査方法として知られます。血液中に含まれるアミノ酸の濃度を測定する事で、健康な人と癌の人のアミノ酸濃度の違いを統計的に解析し、今現在癌に冒されているリスクを調べるものです。

通常、健康的な人は血液中のアミノ酸濃度が一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、何かしらの病気にかかっていると、アミノ酸濃度のバランスが乱れます。このバランスの変化を応用して検査するものがアミノインデックスです。

アミノインデックスは約5mlの採血で、同時に複数の癌を調べられます。男女で調べられる癌が多少異なり、男女共通してわかるものは、「胃がん」「肺がん」「膵臓がん」「大腸がん」です。そして、男性は前立腺がん、女性は乳がん、子宮がん、卵巣がんも分かります。

ただし授乳中の人、治療中を含む癌患者、あるいは透析患者などは、アミノインデックスの数値に影響を及ぼす可能性があり検査は受けられません。それ以外であれば、男性は25歳、女性は20歳からアミノインデックスを受けられますので、もしがんに対する不安をお抱えの方は、一度検査を検討されてみてはいかがでしょうか。

大阪府高石市にある当院では、アミノインデックスにご対応可能です。早期発見は、癌の治療において非常に重要な要素となりますので、ご希望の方はぜひ当院へお越し下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.15更新

AMH検査、別名「抗ミュラー管ホルモン検査」は、卵巣の状態を調べるのに役立つ検査方法です。

ミュラー管ホルモンは、発育過程にある卵胞から分泌されるもので、卵巣内の卵胞の数により数値が変動します。AMH値が高いと、今後育つ卵胞が卵巣内に多くいる事が分かり、対して値が低いと、卵巣が少ないという状態の見分けがつきます。これは卵巣機能における予備能を判断する一つの目安となるものです。

また、AMH検査は、卵巣の年齢を計る意味合いもあると言われていて、今後育つ卵胞の数を知るのに有効な検査です。この検査は、不妊治療を進める際の情報としてかなり重要で、例えば体外受精を行う時に使われる事もあります。

AMHの値は年齢や個人差があるため、明確な基準値が決められている訳ではありませんが、不妊治療計画の際に有力な参考情報として使われるものです。ただし、AMH値が低いから妊娠出来ないという訳ではなく、卵子の質が良ければ十分に妊娠の可能性は残されています。

対してAMH値が高い場合は、多嚢胞性卵巣症候群の可能性があり、この病気は排卵への影響を及ぼすため、みつかり次第適切な治療に入る必要があります。

大阪府高石市にある当院では、抗ミュラー管ホルモン検査を行っています。ご自身の卵巣の状態、あるいは不妊治療を視野に入れている方は、ぜひ当院にご相談頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.08更新

動脈硬化は、動脈からしなやかさが失われて血液を送り出す事が難しくなり、心臓に負担をかけてしまうものです。さらに動脈硬化では血管の内側がもろくなる事から、血管が狭くなって詰まる原因にもなります。

血管が狭まると栄養や酸素が行き渡りづらくなる事から、臓器に負荷をかけ、重要な器官を壊死させる恐れもあります。そのような危険な状態を未然に防ぐため、血液年齢検査を定期的に行っておく事をおすすめします。

女性の場合、更年期に入って閉経を迎えると女性ホルモンが減少します。すると、脂質代謝や動脈壁に対する作用が低下し、動脈硬化を起こしやすくなるのです。動脈硬化は進行すると、高血圧や心不全などの心疾患につながりやすく、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血などの恐れもあり、最悪の場合は命に関わる問題となります。

これらの危険な病気を引き起こすリスクを高めないためには、定期的に血管年齢検査を行い、動脈硬化の心配がないかどうか調べるべきです。検査は4分程度で終了するため、それほど面倒なものではありません。頻繁に検査を受ける必要はありませんが、閉経を迎えられたらある程度定期的に受けておくべきです。

大阪府高石市にある当院では、血管年齢検査を行っております。動脈硬化に不安がある方はぜひ一度ご相談頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.03更新

女性は毎月、生理現象として月経が起こります。この月経に関して、悩める症状をお持ちの方は少なからずいらっしゃいます。しかし放置して自然に治るとは限りませんので、お時間がある時に婦人科へご相談される事をおすすめします。

月経に関する悩みとして多いものに月経不順があげられます。周期日数が40~45日以上の稀発月経や、逆に周期日数が24日以内になる頻発月経など、月経周期に乱れが起こるものです。さらに、全く月経がこないケースもありそれを無月経症と言います。

このような月経不順は年齢的な要素が関係する場合もありますが、時には不妊の原因、あるいは妊娠している可能性も考えられます。若い年齢での月経不順は早めに治療する方が良い場合が多いため、不安定な場合は一度婦人科に相談してみると良いでしょう。

月経不順では、基礎体温の測定指導やホルモン血液検査などを行います。月経不順以外にも、月経過多や月経困難症などの症状もあるため、何か気になる事があれば一度しっかり検査を受けてみる方が安心です。

大阪府高石市にある当院では、婦人科として様々なご相談を承っております。月経周期、あるいは全く別の症状でお悩みの方もぜひ当院にご相談下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

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