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妊娠初期血液検査(妊娠8週〜12週)
妊娠おめでとうございます!
超音波で赤ちゃんが元気であることがわかりましたら、母児健康管理のために以下の妊娠初期血液検査をさせていただきます。
なお、風疹にかかったのが確かな方、他院の検査結果をお持ちの方はお申し出ください。検査を省略させていただきます。
妊娠初期血液検査一覧
- ※血液一般検査(貧血など)
- ※血液型(ABO型、Rh型)
- ※梅毒検査
- ※HBs抗原(B型肝炎)
- HCV抗体(C型肝炎)
- HIV抗体(AIDS)
- 血糖
- 風疹抗体
- トキソプラズマ抗体
- マイクロゾーム抗体(甲状腺疾患について)
- 不規則抗体(新生児の黄疸に関与)
- HTLV-1抗体(ATLA)(白血病遺伝子の有無により授乳可能かどうかチェック)
なお、※印(1〜4)の検査費用は、母子健康手帳添付の妊婦一般健康診査票をご利用になれば無料となりますので、是非ご利用ください。
母子健康手帳は、もよりの保健所または市(区)役所でお受け取りください。
原則として検査結果はご本人以外にはお教えできません。
検診回数
腹緊を感じないのに妊娠5ヶ月(妊娠16週頃〜)から子宮口が開いたり(頚管無力症・切迫流産)、妊娠8ヶ月前後(妊娠28週頃〜)から子宮口が開く(切迫早産)場合がありますので、以下の検診には必ず内診をさせていただきます。
- 初診〜妊娠22週: 4週毎
- 妊娠22週〜妊娠37週: 2週毎
- 妊娠37週〜分娩: 1週毎
今までの妊娠歴で流産・早産の既往がございましたら、必ず初診時にお知らせください。
超音波検査
当院では、基本的に以下のスケジュールにて妊娠中に6回の超音波検査を行っております。
妊娠経過により回数が増えることがございますので、ご了承ください。
| 妊娠4週〜妊娠6週: | 正常妊娠・子宮外妊娠・胞状奇胎について (膣式超音波検査) |
| 妊娠6週〜妊娠12週: | 胎児の生存・予定日決定について (膣式超音波検査) |
| 妊娠20週前後: | 胎児の発育・発見しうる奇形・胎盤の位置等 |
| 妊娠26週前後: | 胎児の発育・羊水量・内臓奇形について |
| 妊娠30週前後: | 胎児の発育・羊水量・内臓奇形について |
| 妊娠36週前後: | 胎児の発育・胎盤の発育について |
当院では妊娠中に5回(12週、20週、26週、30週、36週)超音波検査の様子をビデオで録画いたします。
ビデオテープは当院で準備しておりますので、持参していただく必要はありません。
帰宅後ご家族でお楽しみください。
4D超音波外来
近年、胎児が立体的に動いているのが見える4D超音波が登場いたしました。
当院でも4D超音波外来を行っておりますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
ご家族でリアルな映像をお楽しみください。ビデオ録画もしております。
他院に通院されている方でも可能です。
ただし胎児の向きによっては満足できる画像が得られないこともありますので、ご了承ください。
妊娠22週での検査(聴診・心電図)
乳房マッサージを始める時期であると共に、循環血液量が多くなる時期でもあります。
負担がかかる心臓に異常がないかどうか、聴診と心電図によりチェックいたします。
骨盤位(さかご)
骨盤位妊娠の場合でも、もちろん経膣分娩は可能です。
しかし赤ちゃんで一番大きな頭が最後に出てくるために、頭が引っ掛かり時間を要することがあるのも事実です。
特に初めてのお産の場合、10人に1人位の割合で時間を要し、無理に分娩させたために脳性麻痺になることもあり、初産の骨盤位では帝王切開を希望する方が多いのが現状です。
当院では妊娠24週〜妊娠25週で骨盤位の場合、以下のようにさかご体操を行っています。
- 妊娠26週〜妊娠29週: さかご体操のみ
- 妊娠29週〜妊娠33週: 至陰法+さかご体操
- 妊娠34週前後: 外回転術
その場に応じてスタッフがご指導いたします。
分娩時も骨盤位の状態が予想される場合は、経膣分娩か帝王切開のいずれかを選択していただきます。
妊娠後期血液検査
2ヶ月半後の予定日を控え、出産前の準備検査として以下の検査を行います。
妊娠後期血液検査一覧
- 血液一般検査(貧血・血小板など): ※分娩時の出血量・貧血を予想します
貧血・血小板異常のある方は、※印の検査を保険適応にさせていただきます。
膣炎検査
妊娠中に膣炎になると早産になりやすいと言われており、赤ちゃんへ感染することもあります。
当院では以下のように妊娠中に2回膣炎検査(帯下細菌検査)を行っております。
- 妊娠8週〜妊娠12週: カンジダ膣炎・細菌性膣炎による流産予防のため
- 妊娠30週〜妊娠34週: GBS(B群溶連菌)による新生児感染予防のため
カンジダ膣炎も赤ちゃんへ感染することがありますが、もっとも注意の必要なのはGBS(B群溶連菌)です。
GBS陽性のお母さまから生まれた赤ちゃんの5%が感染し、髄膜炎などをおこし、致命率は25%〜50%といわれています。
なおこれ以外で帯下が多い場合、外陰部に掻痒感のある場合も膣炎検査をさせていただきます。
妊娠37週になったら
9ヶ月間お疲れさまでした!
赤ちゃんの肺も成熟し、いつお産になってもいい正期産の時期に入りました。
お産はすぐ目の前です。入院の準備をしておいてください。
入院の準備については
分娩について:入院時に必要なものをご覧ください。
入院の時期
出血・破水・陣痛がポイントです。以下の表を参考にしてください。
もし症状がわかりにくければ、お気軽にお電話(072-267-5200)ください。
- 陣痛(初産婦): 10分間隔で腹痛または腰痛
- 陣痛(経産婦): 15分〜20分間隔で腹痛または腰痛
- おしるし: 少量の出血
- 破水: 水おりした時は入浴せずに連絡してください
- 異常出血: 月経血以上の出血があった時
- 強い腹痛: 激しい腹痛や持続した腹痛のある時
- その他: 頭痛・嘔吐・38度以上の発熱のある時
前駆陣痛
自然で有効な陣痛は急に起こる訳ではなく、時には夜に10分間隔でお腹が痛くなり、あたかも陣痛がきたように感じても朝になったら治まってしまうことがあります。
これを前駆陣痛といい、子宮口が柔らかくなりお産の準備が行われている状態です。
前駆陣痛は本来の陣痛との区別が難しいことが多いので、陣痛かな?と思った際にはお気軽にご連絡ください。
産後について
これからは家族が1人増え楽しい生活が待っています。
しかし、楽しい生活である一方で睡眠不足になったり、ストレスがたまったりと、色々な悩みが出てきます。
育児で大切なのはご家族の方々の協力です。
お母様が中心であることは当然ですが、できるだけ育児に専念できるように、ご両親やご主人に協力してもらってください。
悩み事がございましたらお気軽にご連絡ください。ご相談・ご指導いたします。
悪露について
- 赤色悪露: 産褥2〜3日まで続く純血性悪露
- 褐色悪露: 産褥4〜5日から産褥3週間ごろまで続く褐色の悪露
- 黄色悪露: 産褥3週ごろから2週間ほど続く黄色の悪露
- 白色悪露: 産褥5週ごろから1週間ほど続く白色の悪露
悪露は人により個人差があります。
褐色悪露が無くなった後、少量の出血がありすぐに止まれば問題ありませんが、出血が4日以上続く場合、月経様の多量の出血がある場合、腹痛が強くなった場合は当院までご来院ください。
なお、身体が妊娠前の状態に戻るまで約2ヶ月かかります。
乳房マッサージ
必要に応じて乳房マッサージを行っております。
乳房のトラブルがありましたら、早めにご連絡ください。
一ヶ月検診
産後の悪露の状態、子宮の戻り具合、血圧のチェック、尿蛋白・尿糖を含めた尿検査等をいたします。
他、疑問・質問等ございましたらお気軽にお聞きください。
新生児聴力検査
近年、全国的に新生児期の聴力検査が話題になっています。
生後6ヶ月までに発見できるかどうかで、それ以降の言語発育の経過が変わってきます。
新生児聴力検査をご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
(当院で出生した赤ちゃんに関しましては、入院中に全て検査を行っております。)

